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毎度レイトショー「イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密」

  • 執筆者の写真: 8woxow8 .
    8woxow8 .
  • 2016年8月23日
  • 読了時間: 3分

久々の映画(DVD)まったくオンタイムでないところが、、、みんな忘れた頃に観てる。

「イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密」 第二次大戦時、ドイツ世界最強の暗号機エニグマ(パズル)の暗号を解き明かした、大英帝国の天才数学者アラン・チューリングの波乱の人生を描いた伝記ドラマ。 当時のドイツの優秀さもさることながら、昔から情報戦だったのは間違いない中(日本の戦時の暗号なんかもそうとう解読されてたという話を聞いたことがある)戦争は良くない、人を殺してはいけない、暴力は虚しい。ましてや身内がみすみす殺されるのを望むような人は居ない。 ・・・そうなんだけど、そうじゃない事が起こった場合に人はどう対処していくのか? 理想や感情論だけでは対処しきれない現実を突き気つけられた時に何を優先するのか?優先するというのは個人的に答えは出ないが、何処に正義を求めるのかというような根源的な問だったと思う。 (そもそも正義なんて無いと思っているし、立ち位置で変わってしまうようなものだと思っている) 人が考えるようにマシンも考えるのか?という問いに「マシンは、また別の考えを持つ」という自分で発した言葉に納得する主人公。それに従ったことで戦争終結を早めたと語る後の学者。 そしてそれは後々コンピュータへの概念に繋がっていくし、まさにコンピュータを作った人だと思う。 何が正しくて何が間違ってるという事もない。英国では寄宿舎学校に入ると、全寮制で同性愛者が出たりするのもいろんな映画で描かれてて、そうなのかとスムーズに入ってきたけど、主人公が愛した同級生の名前をマシンにつけたり、いろいろな伏線が張り巡らされ、その相関関係を考えるのも面白かった。ソ連のスパイを聖書のマタイ伝から知ったり、そのスパイは主人公が同性愛者だと見破ったり(尤も婚約者もわかってたみたいだから、分かりやすかったのかもしれないがこのスパイも同性愛者だったのかもしれない)その時代法的に同性愛者は違法だったりして、そのことを嗅ぎつけられた刑事に捕まり2択を迫られるのだが・・・昔から小姓など同性愛に寛容な日本だと考えられないが、キリスト教下では酷く虐げられてきているというのは、ある程度の年月見聞きしてきたら自然とわかってくるものだ。そんな時代の婚約だったりして、婚約者に対する感情の揺れも面白かった。 ベネディクト・カンバーバッチの演技も嵌ってたね。 久々の高得点です。

スケッチはベネディクト・カンバーバッチ。下描きはしないで、気持ちが出てる線がその時の気分。

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